介護・福祉施設の防災力向上 3つの活動

1. 「災害対応自動販売機を介護福祉施設に!」

        東日本大震災で被災した福祉施設の職員さんから

 

       施設内に設置してある自販機を壊して、

       中にあるドリンクを、のどの渇いた入所者に

       配ろうと、本気で考えるくらい追い詰められた。

       その時、災害対応の自販機であったなら…

 

       自動販売機は非常時には、「備蓄庫」としての

       役割を果たすべき。その重要性を強く思い知るインタビュー

       でした。いつか来るその日のために…

 

        私たち高齢者住まいる研究会は、介護・福祉施設に

       災害対応自動販売機の設置を推進いたします。

2.介護福祉施設内の家具・オフィス什器の固定 推進活動

地震災害における防災(減災)対策の第一歩は、

耐震強化と家具固定です。

 

私たちは、耐震診断の実施、補強を推進すると

ともに「家具固定」の推進活動を行います。

 

大切な利用者の命を守る為には、職員が無事で

あることが原則。

業務を継続っするためには、パソコンをはじめ、

情報データを守る必要があります。

 

被害を最小限にとどめ、素早く通常営業を再開

することは、利用者、ご家族、地域にとって

非常に重要であります。

 

事業継続計画(BCP)のファーストステップです。

 

3.介護福祉施設職員向け防災(減災)      勉強会 開催

市町の主催で開催される「自主防災リーダー研修」の

受講推進活動と、高齢者住まいる研究会内メンバー

(防災士)が中心となり、防災ボランティアさんや

専門家の方との協働で、施設職員~管理者の方に、

災害想定や、備え、災害時の意思決定をスピーディー

に行えるトレーニング、地域連携計画などを

当法人開発の防災ゲームで楽しく学ぶ研修会を出張で行い、

 施設の防災(減災)力向上を目指します。